魔法もない世界の中で

【雑記】当たり前を取っ払って

こんにちは、配偶者です。
いま昼ビールで心地良くなりながら文字を打ち込んでいます。
酔タイピング。危うい。

あと数時間すれば待ちに待ちまくったイノフェス 。

へいへいヘーイ

心では全裸全力待機。まだ服は着ております。
目の前では夫氏がカルパッチョを仕込んでおります。思い出メニューね。
付き合い始めに作ってくれた。

こんな日に私ごとで大変恐縮ですが、本日我が夫婦の結婚5周年を迎えました。
たくさんのお祝いの言葉ありがとうございました。

ちなみにおぎやはぎの小木さんと東京03の角田さんも結婚記念日だそうで。
ま、私ら人力舎ファミリーみたいなとこあるし(ない)

今日は料理セクションお休みでひたすら戯言を綴ります。
お付き合いいただければ幸いです。

我々は付き合い始めて 2.5 年くらいのタイミングで結婚しました。
各々が学位取得や資格試験受験等大きなイベントを経てはいたものの、お付き合い自体は至って順風満帆で大きな問題もなく結婚へ進んだ気がします。(@夫氏 私目線なので訂正の必要がありましたら適宜ご指摘いただければ…)

しかしながら、婚姻届を提出する際にちょっとした事件が起こりました。


あれは、2016年9月某日。
友人夫妻に婚姻届の証人を頼み、2人のサインをもらって「いざ提出!」という段になって、私の祖父母に結婚の報告と婚姻届を提出する旨を「電話で」伝えました。

その年のお盆休みに夫氏を連れ実家に帰省し、母は事前に結婚する旨は伝えていたので
「トントンと話が進むやろ」
という、根回しも算段も甘いままの報告でした。

電話での結婚の報告を受けた祖父母は大慌て。(初耳だった模様)(母から祖父母に話が入っていたと甘い想定をしていた)
そこで祖父母側からの「ちょっと待った」(反対ではない)

翌週、そこには東北新幹線に乗る我々の姿が。
その際、夫氏は「釣書」という29年間生きてきて初めて耳にするものを携えていました。

ちなみに釣書とは

釣書(つりがき、つりしょ)は、縁談(お見合い)の時にお互いで取り交わす自己紹介(プロフィール)を載せた書面のこと。身上書(しんじょうしょ)と、同義語である。

フリー百科事典「Wikipedia(釣書)」

らしく、夫氏は経歴欄に法務博士(専門職)と記載したらしく

「後にも先にもこの肩書を書くことはないと思う」

と、当時を振り返っていました。

我々の想定の甘さと祖父母の愛の深さを見誤った結果なのですが、
ほら、
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」
と憲法第24条に定められてますし?嘘です。反省してます。

スタートこそ、少しつまづきましたが夫氏の持ち前の人懐っこさで、今では祖母の推しは夫氏です。
電話する度に「〇〇くんは元気か?」と聞いてきます。孫を差し置いてなんなん。

夫氏もありがたいことに我が実家のことが大好きで「岩手に帰りたい」とよく言っています。
帰るとは。

結婚ってゴールじゃなく、スタートだと手垢まみれの言葉でこの5年を振り返ります。
手垢まみれの言葉なんですが、本当にそう思います。
今でこそ大きな喧嘩はしませんが、時に言い合いもしました。
お互いを尊重し、建設的な意見を交わし、理解は諦め(自分のことだって分からないんだから)
よく食べ寝て笑い、築き上げていくものなのかな、って。

もう5年、あっという間だったけど、
「これからもよろしくね」
の一言を添えて今日はこの辺りで。

さ、ライブだライブだ。服を脱げ。
それでは、取り急ぎ。

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